ESG戦略への新たな意味付け、「グリーンエンジン」で持続可能な開発を促進

2023年、東方日昇は「光による美しさの持続」をESG戦略ビジョンとし、「太陽光発電業界のESGモデルとなること」を目標として「責任（Responsible）」原則を尊重し、責任あるビジネス行動を推進すること、平等で「包摂的（Inclusive）」な職場環境を構築し、人材のポテンシャルを活性化させること、環境への影響を軽減させ、グリーンで「持続可能（Sustainable）」な未来に貢献すること、成果を共有し、従業員等のステークホルダーを「エンパワー（Empowering）」すること、イノベーションエンジンを強化し、川上・川下企業と協力して業界の発展を「ナビゲート（Navigating）」し、会社の持続可能な発展の内容をさらに充実させることを合わせた持続可能な発展戦略「RISEN」を掲げました。

2023年、東方日昇は「2035年までの自社二酸化炭素排出ゼロ、2050年までの全バリューチェーンにおけるカーボンニュートラルの実現」をコミットメントとして掲げました。世界の1.5度目標達成のため自らの力を貢献し、エネルギー構造を継続的に最適化することにより、2030年までに自社温室効果ガス排出量（スコープ1、スコープ2）の50%削減を目指します。

「RISEN」戦略とダブルカーボン目標の指針の下、東方日昇のESGへの取り組みは業界内外から高く評価いただいております。2023年には「エネルギー」誌のグローバルエネルギー企業ESG「グリーンサプライチェーン」賞、テュフズードの「太陽エネルギー貯蔵業界ベストカーボンニュートラル実践賞」、第13回公益祭「2023年度ESG先鋒企業賞」を受賞しました。また、MSCIESG評価においても中国国内の太陽光発電業界最高のBBB評価を獲得しております。

ヘテロ接合技術で世界をリード、低炭素エネルギーの優位性がより明確に

カーボンニュートラル時代において、太陽光発電業は持続可能な開発と更なる発展を実現しなければならず、ヘテロ接合技術による「コスト削減・効率化」の革新が重要となります。

2023年、東方日昇は、自社特許を取得した0BBバッテリー技術、210超薄型シリコンウェーハ技術、純銀使用量1Wあたり7mg以下、ハイパーリンクストレスフリー相互接続技術を業界で初めて量産化しました。技術の進化によりヘテロ接合ハイパーイオンモジュールの最大出力は741.456Wに達し、変換効率は23.9を実現、カーボンフットプリントは業界最低の376.5kgeqCO2/kWcとなり、30年間の製品電力保持率は90％を超え、高効率、低炭素、高経済性等、市場の様々なニーズを十分に満たしております。　

エネルギー貯蔵事業に引き続き注力、業界の新たなページを刻む

エネルギー貯蔵は「ダブルカーボン」目標の実現を支える重要な技術の一つであり、エネルギー貯蔵産業の発展と成熟は、新エネルギー主導の電力システムの構築を加速する上で重要な意義を有しています。

2023年、蓄能の液冷エネルギー貯蔵電池システムが、中国国内で初めて中米両国でUL9540A認証を同時に取得し、同社の技術革新の先進性を世界に示しました。同時に、初期の直流側システムインテグレーターからより全面的なエネルギーストレージアプリケーションサービスプロバイダーへの転換を果たし、初の1750KWPCSの発表によりエネルギーストレージシステムの統合能力をさらに向上させました。

太陽光発電と建築を一体化させ、低炭素建築による環境保護を促進

2023年、東方日昇BIPVは建築の省エネ・排出削減という時代の趨勢に応え、工業・商業建築、公共建築、普通建築などのBIPVの様々な用途に沿った業務を全面的に展開し、ワンストップ、カスタマイズ、あらゆる場面に対応したグリーンビルディングソリューションの構築に注力しております。技術優先、品質至上を研究開発理念とし、太陽光発電技術を建築構造と深く融合させ、太陽光発電と建築の真の一体化を実現し、グリーンで低炭素な建築事業の発展を支援しております。